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ルガーノの春はスイスで一番早く訪れます。ティチーノ州のシンボルフラワーである椿やミモザが花開き、プラタナス並木の新緑が街を彩ると観光シーズンの幕開けです。それに先立つイースター(復活祭)の頃には、街の広場でマーケットや様々なイベントが開かれています。こうした一足早い春の陽射しを求めて、ドイツをはじめ北の地方から沢山の観光客が訪れてきます。ルガーノ湖を渉る風はあくまでも爽やかで、市民公園の花壇や花木も一年で最も美しい季節です。歴史的建物や美術館も多く、地図を片手に気の向くままの街歩きをするには最適なシーズンです。
初春の気候はやや不安定になるので、お出かけの際には、簡単な防寒具や傘をお持ちください。
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日照時間の長い夏は、観光には嬉しい季節です。家々の窓を飾るゼラニュームの花は、色濃く淡黄色の壁に影を落としています。眩しいまでに輝く濃緑のルガーノ湖には、白いヨットが浮かび、遊覧船やモーターボートが行き交います。湖畔では恒例のルガーノ・ジャズフェスティバルを初め、毎年多彩な催し物が開催されます。遊覧船で対岸へ渡り、木陰のグロット(素朴なレストラン)で夏風を肌に感じながら、サラミやチーズでワインを傾けるのも一興です。サンサルバトーレやブレなど、木漏れ日を浴びながらのハイキングも、野の花に心を癒されることでしょう。この季節は、夜9時を過ぎてもまだ明るさが残り、宵の街歩きや近郊へのエクスカーション(遠出)などを存分に楽しむことができます。

 
 

秋は一年で最も気候が安定する時季です。ティチーノの肥沃な土壌は、秋になると様々な恵みをもたらしてくれます。10月にもなると、葡萄祭、栗祭など収穫を祝うお祭りが近郊の村々で催されます。ルガーノの街中でも民族衣装をまとったコーラスや、秋の味覚を振舞う屋台が並び、最もスイスらしさを感じ取れる季節です。
特に栗は、約2千年前にローマ帝国によって持ち込まれ、今や栗の木はこの地方一帯の山々を覆っています。足にまかせて紅葉の山道を歩めば、肩に木の葉が舞いかかってきます。栗拾いを兼ねてのハイキングを楽しんだ後は、栗、きのこ(ポルチーニ)、セルバジーナ(鹿などの猟鳥獣の肉)、ワイン(メルロー)など、この地の豊饒な秋の味覚に舌鼓。街角の焼き栗の屋台も秋の風物詩です。

 
 

イタリアに隣接するルガーノは、スイスの他の地域よりも冬の到来は遅く、気候も温暖です。積雪を見ることもさほど多くはありません。そのためヨーロッパでは、古くから避寒リゾート地としても知られています。近郊へのスキーなどウインターアクティビティーの拠点にもなります。 あたりの山麓が雪化粧する頃になると、ルガーノの町もようやく本来の落ち着きを取り戻します。クリスマスを迎える頃になると、街並みは美しくライトアップされ、再び気分も盛り上がってきます。クリスマスマーケットの賑わい、クリスマス・イブの崇高なまでの静謐、大晦日の鐘の音、新しい年を迎える夜半の打ち上げ花火。宿のソファーに深く身を委ねての読書や語らいなどとともに、旅の思い出を一層深いものにしてくれるでしょう。
2月にもなると、カーニバル(謝肉祭)がやってきます。街は陽気な浮かれた雰囲気に包まれます。
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